振り込め詐欺等の被害の発生につきましては、
平成25年　11,998件・486億円
平成24年　  8,693件・364億円
と、前年を上回る状況となっており被害の拡大に歯止めがかからない状況にあります。


金融庁では振り込め詐欺等の未然防止を図るため、【「家族の絆」で振り込め詐欺を予防！】を作成しております。





　最近では、従来のように金融機関を通じて「振り込ませる」ものに加え、犯人が現金やキャッシュカードを直接自宅等に取りに来る「振り込ませない」振り込め詐欺（いわゆる「受取型」の手口）が増加しています。
 　平成25年のオレオレ詐欺のうち、交付形態別では、振込型が約２割、現金受取型が約８割となっています。


【オレオレ詐欺の主な手口】
　　・電車に会社のお金が入ったカバンを置き忘れた。
　　・女性を妊娠させた。
　　・会社のお金を使い込んだ。監査でばれるとクビになる。
　　・友人の借金の保証人になった。
　　・株で失敗した。
など、トラブルが発生したことを口実にして、「自宅まで取りに行くからお金を用意して」などと言って、至急お金が必要であることを持ちかけます。ところが、「自分は行けなくなったので、同僚を行かせる」などと言って、「受け子」が現金を自宅等に取りに来て、だまし取られるのです。

【その他に】
・銀行協会職員に成りすまし「あなたの口座が悪用されている。」と変更の為カードを預かり、暗証番号を聞きたそうとする。
・官公庁をかたり、各種給付を口実としATM操作に誘導したり口座の情報を聞き出そうとする。
・株や社債、外貨購入などの名目で取引を持ちかけ金銭をだまし取る。
　↪「値上がり確実」「以前の投資被害を取り戻せる」など
・「東京オリンピック」を騙った不審な勧誘や「東日本大震災」に便乗した詐欺にも注意してください！

各手口の詳細等は「警察庁ホームページ」より